アングラ通用口
自作のガレージキットの紹介を主にした、思想問題、哲学問題、技術論等、「考えること」「作ることに」に関してのブログ
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アニメソングの浜村淳構造(HMJ構造)試論
私たちが、いわゆるアニメソングを失って久しい時間が経過している。アニメ(特撮を含む)作品とその主題歌の関係は、タイアップという経済的な関係の範疇を超えることのないいわば、ドライな即物的なお互いがその相手を必ずしも必要とはしない、どの組み合わせも可能な、使用価値と交換価値への完全な分離、貨幣と商品の関係の物像化されたものとして私たちの前に現れている。
アニメソングとは何であったのか、アニメソングがアニメソングとして、幸福にその使用価値を全うする条件は何であったのか。私たちは、分析に適した二つの歌を持っている。『バビル2世』『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』である。分析対象としてとりあえず、この2曲で十分であると、私は判断した。
まず、『バビル2世』から観てみよう。「砂の嵐に隠されたバビルの塔に住んでいる超能力少年バビル2世」かなり説明的な歌詞であるが、私たちはかなりな程度この情報により、バビル2世と呼ばれる少年が超能力を持ち、砂の嵐がカモフラージュであることを知り得るだろう。さらに2番の歌詞「コンピューターに守られたバビルの塔に住んでいる正義の少年バビル2世」これもまた、かなり説明的である。この塔は単なる老建築物ではなく、現代のテクノロジーを駆使した(コンピューターと歌われているのは時代的制約であろうか、ターと延ばしきったこの曲の印象が当時の成人をもふくめて、コンピューターとしばらく私たちに発音せしめたとは考え過ぎであるか)電脳タワーともいうべき装置であり、超能力少年はこの電脳タワーの中で、超能力でパチンコ、競馬、競艇、ネットトレーディンング等の各種ギャンブルを荒らしまくり、ガウンを着、ネコをはべらせ、ワイングラスを傾けているのではなく、正義のために超能力を使っていることを知る。
その正義とはなにか、ここで私たちは考えるが、ここでも明確な像として、歌われる。「地球の平和を守るため」自分のささやかな生活をまもるのではなく、地球という大規模な範囲でそれは行われるのだと、イメージは収束する。「3つのしもべに命令だ」自分がまもるのではないのか、しかも、しもべ
であり、3人とは歌わない。どういうことだと私たちはここでいぶかしく思うだろう。ここで曲は朗々とした歌い方に変わる。「怪鳥ロプロス空を飛べ、ポセイドンは海をゆけ、ロデム変身、地をかけろ」人間ではない、ゆえに3つとしか表現しえなかったのであろう。「3体の」では曲に乗らないという作者の葛藤がかいまみえる特異点がここにある。雄大なイメージがここに結ばれるしかし、かれらは何のためにどこへゆくのか、「悪魔の基地を壊すため」具体的に基地という特定の場所が指定された。
ここで悪魔といわれるものはなにか。私たちの考察はやっとここまでたどりついた。ここで画面をみる。バビル2世と火花をちらしてにらみあっている風変わりな老人。これが悪魔だ。そしてもりあがりながら曲は終了する。この1曲で私たちはこの作品のテーマを十分につかんだと言える。
もう1曲『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』『宇宙猿人ゴリのテーマ』に移ろう。「惑星Eから追放された、この悔しさは忘れはしない」
星から追放されるなど、この地球上にはいまだかつて起きたためしのない犯罪への法的処置に屈辱をうけた人物の心情がまず、表現される。なんなら、ここでUFOで漂流する姿をイメージしても良いだろう。「宇宙を旅して目についた地球をかならず支配する」目についただけで支配するとは
どういうことか、しかも悔しさと地球支配という誇大妄想はどうつながるのか。ここに作者はタイミングよく台詞を挿入する。「ラーよ攻撃の時が来た。 ウー(ラーの叫び声)」これだけで十分だと私は判断する。画面には猿人二人そして『ウー』私たちは彼らの頭脳構造をここで判断することができる。しかしそれは唐突に判断停止状態に陥ってしまう「私は科学者、宇宙猿人ゴリなのだー」高らかにこのテーマの主人公は宣言する。科学者と明らかに文盲である者とのコンビ、さらに猿でありながら、高度な科学力をもっている、この2つのギャップがこれからのドラマの展開を暗示するものとして、私たちに了解される。
これに似た構造をもつ表現を私たちは知っている。浜村淳の映画紹介である。試しに2曲を浜村調
に表現してみたい。
『バビル2世』
「さて、みなさん、これからご紹介するのは、『バビル2世』ちゅう、けったいなアニメです。この主人公バビル2世、なんと超能力者なんですねぇ。しかも住んでるところがバビルの塔いいますからえらい人物ですわ。この少年、まためずらしことに正義の子ぉなんですねぇ。きょうび、ええとこのぼんぼんでもそんな少年おりません。またバビルの塔ちゅうのがなんと、コンピューターーにまもられてるゆうから、ええ生活してますわ。しかもしもべまでおります。このしもべ3人おりまして、いや、人
とちゃいますから3つとゆうてますが、おっきなロボットとまっくろい豹ですわ。さーて、バビル2世としもべ達、べつに優雅な生活送るために、砂嵐とコンピューターーに守られてるんやありません。敵がいるんですな。なんせバビル2世は地球の平和を守りたい、悪魔の基地壊したいゆうもんですから、よっぽど悪い敵がおるんです。今日は言えませんが、それは最後までみてもらえたらわかります。バビル2世と火花ちらしてるお年寄りだけゆうときます。バビル2世でした。」
『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』より 『宇宙猿人ゴリのテーマ』
「さて、みなさん、これからご紹介するのは、『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』ちゅう、けったいな特撮テレビ映画です。このゴリという男、惑星Eから追放されたちゅうほどのことですから、どんなワルかと思ったら、なんと、目についただけで地球支配したるちゅうちょっと不思議な男です。『おとこ」というより、「えてこ」ちゅうわけですね。さーて、みなさん、このえてこに部下がおります、ラーちゅう名前これも二人会わせてゴリラというわけでして、ゴリがラーにいいます、「攻撃やで」そしたら、なんとラーはこう答えます、「ウー」ただのうなり声やがな。そしてここがクライマックス、ゴリの正体、なんと、さいえんてぃすとなんですね。この二人、どんな珍道中始めるか、けったいなことしますでー、だけゆうて、おわります。
『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』でした。
ありがとう、浜村淳です。」
以上のことより、浜村淳の映画紹介とアニメソングの構造の類似性について考察してみた。私たちはここでとりあえずアニメソングとは浜村淳構造の有無をもって、純然たるものとアニメソングとはいえないイメージソング、タイアップとの分岐点とするというところまでたどりついた。
アニメソングとは何であったのか、アニメソングがアニメソングとして、幸福にその使用価値を全うする条件は何であったのか。私たちは、分析に適した二つの歌を持っている。『バビル2世』『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』である。分析対象としてとりあえず、この2曲で十分であると、私は判断した。
まず、『バビル2世』から観てみよう。「砂の嵐に隠されたバビルの塔に住んでいる超能力少年バビル2世」かなり説明的な歌詞であるが、私たちはかなりな程度この情報により、バビル2世と呼ばれる少年が超能力を持ち、砂の嵐がカモフラージュであることを知り得るだろう。さらに2番の歌詞「コンピューターに守られたバビルの塔に住んでいる正義の少年バビル2世」これもまた、かなり説明的である。この塔は単なる老建築物ではなく、現代のテクノロジーを駆使した(コンピューターと歌われているのは時代的制約であろうか、ターと延ばしきったこの曲の印象が当時の成人をもふくめて、コンピューターとしばらく私たちに発音せしめたとは考え過ぎであるか)電脳タワーともいうべき装置であり、超能力少年はこの電脳タワーの中で、超能力でパチンコ、競馬、競艇、ネットトレーディンング等の各種ギャンブルを荒らしまくり、ガウンを着、ネコをはべらせ、ワイングラスを傾けているのではなく、正義のために超能力を使っていることを知る。
その正義とはなにか、ここで私たちは考えるが、ここでも明確な像として、歌われる。「地球の平和を守るため」自分のささやかな生活をまもるのではなく、地球という大規模な範囲でそれは行われるのだと、イメージは収束する。「3つのしもべに命令だ」自分がまもるのではないのか、しかも、しもべ
であり、3人とは歌わない。どういうことだと私たちはここでいぶかしく思うだろう。ここで曲は朗々とした歌い方に変わる。「怪鳥ロプロス空を飛べ、ポセイドンは海をゆけ、ロデム変身、地をかけろ」人間ではない、ゆえに3つとしか表現しえなかったのであろう。「3体の」では曲に乗らないという作者の葛藤がかいまみえる特異点がここにある。雄大なイメージがここに結ばれるしかし、かれらは何のためにどこへゆくのか、「悪魔の基地を壊すため」具体的に基地という特定の場所が指定された。
ここで悪魔といわれるものはなにか。私たちの考察はやっとここまでたどりついた。ここで画面をみる。バビル2世と火花をちらしてにらみあっている風変わりな老人。これが悪魔だ。そしてもりあがりながら曲は終了する。この1曲で私たちはこの作品のテーマを十分につかんだと言える。
もう1曲『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』『宇宙猿人ゴリのテーマ』に移ろう。「惑星Eから追放された、この悔しさは忘れはしない」
星から追放されるなど、この地球上にはいまだかつて起きたためしのない犯罪への法的処置に屈辱をうけた人物の心情がまず、表現される。なんなら、ここでUFOで漂流する姿をイメージしても良いだろう。「宇宙を旅して目についた地球をかならず支配する」目についただけで支配するとは
どういうことか、しかも悔しさと地球支配という誇大妄想はどうつながるのか。ここに作者はタイミングよく台詞を挿入する。「ラーよ攻撃の時が来た。 ウー(ラーの叫び声)」これだけで十分だと私は判断する。画面には猿人二人そして『ウー』私たちは彼らの頭脳構造をここで判断することができる。しかしそれは唐突に判断停止状態に陥ってしまう「私は科学者、宇宙猿人ゴリなのだー」高らかにこのテーマの主人公は宣言する。科学者と明らかに文盲である者とのコンビ、さらに猿でありながら、高度な科学力をもっている、この2つのギャップがこれからのドラマの展開を暗示するものとして、私たちに了解される。
これに似た構造をもつ表現を私たちは知っている。浜村淳の映画紹介である。試しに2曲を浜村調
に表現してみたい。
『バビル2世』
「さて、みなさん、これからご紹介するのは、『バビル2世』ちゅう、けったいなアニメです。この主人公バビル2世、なんと超能力者なんですねぇ。しかも住んでるところがバビルの塔いいますからえらい人物ですわ。この少年、まためずらしことに正義の子ぉなんですねぇ。きょうび、ええとこのぼんぼんでもそんな少年おりません。またバビルの塔ちゅうのがなんと、コンピューターーにまもられてるゆうから、ええ生活してますわ。しかもしもべまでおります。このしもべ3人おりまして、いや、人
とちゃいますから3つとゆうてますが、おっきなロボットとまっくろい豹ですわ。さーて、バビル2世としもべ達、べつに優雅な生活送るために、砂嵐とコンピューターーに守られてるんやありません。敵がいるんですな。なんせバビル2世は地球の平和を守りたい、悪魔の基地壊したいゆうもんですから、よっぽど悪い敵がおるんです。今日は言えませんが、それは最後までみてもらえたらわかります。バビル2世と火花ちらしてるお年寄りだけゆうときます。バビル2世でした。」
『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』より 『宇宙猿人ゴリのテーマ』
「さて、みなさん、これからご紹介するのは、『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』ちゅう、けったいな特撮テレビ映画です。このゴリという男、惑星Eから追放されたちゅうほどのことですから、どんなワルかと思ったら、なんと、目についただけで地球支配したるちゅうちょっと不思議な男です。『おとこ」というより、「えてこ」ちゅうわけですね。さーて、みなさん、このえてこに部下がおります、ラーちゅう名前これも二人会わせてゴリラというわけでして、ゴリがラーにいいます、「攻撃やで」そしたら、なんとラーはこう答えます、「ウー」ただのうなり声やがな。そしてここがクライマックス、ゴリの正体、なんと、さいえんてぃすとなんですね。この二人、どんな珍道中始めるか、けったいなことしますでー、だけゆうて、おわります。
『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』でした。
ありがとう、浜村淳です。」
以上のことより、浜村淳の映画紹介とアニメソングの構造の類似性について考察してみた。私たちはここでとりあえずアニメソングとは浜村淳構造の有無をもって、純然たるものとアニメソングとはいえないイメージソング、タイアップとの分岐点とするというところまでたどりついた。
ガレージキット制作状況
もうすぐ画像を載せます。現在制作中なのは
1 ナウなヤングに大受け、モード学園の卒業式から飛び出したかのようなサイケ怪獣へドラとゴジラ(サイケ青年付き)セット
2 人造人間シリーズ第一弾、フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)対決セット(科学者3人付き)
3 人造人間シリーズ第二弾、サンダ対ガイラより、ガイラ羽田空港から海に逃走シーン(ベース付き)
以上、世界遺産登録も間近(うそ)な東宝円谷特撮映画からの3セット。
さらに予定として、人造人間シリーズとして○ヴァン●リ◎ンから○と×を予定。
もしくは、花輪和一シリーズ第一弾「護法童子」。デヴィッドクローネンヴァーグ「裸のランチ」から甲虫型タイプライター等々。
注
まだ販売等何にも決まってないので、(とりあえずワンフェス限定か?)予約等受け付けておりまん。
ガイラ、気にくわんので、完成体を芯に創り直してます
1 ナウなヤングに大受け、モード学園の卒業式から飛び出したかのようなサイケ怪獣へドラとゴジラ(サイケ青年付き)セット
2 人造人間シリーズ第一弾、フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)対決セット(科学者3人付き)
3 人造人間シリーズ第二弾、サンダ対ガイラより、ガイラ羽田空港から海に逃走シーン(ベース付き)
以上、世界遺産登録も間近(うそ)な東宝円谷特撮映画からの3セット。
さらに予定として、人造人間シリーズとして○ヴァン●リ◎ンから○と×を予定。
もしくは、花輪和一シリーズ第一弾「護法童子」。デヴィッドクローネンヴァーグ「裸のランチ」から甲虫型タイプライター等々。
注
まだ販売等何にも決まってないので、(とりあえずワンフェス限定か?)予約等受け付けておりまん。
ガイラ、気にくわんので、完成体を芯に創り直してます
大江慎也(元『THE ROOSTERS』)の小説『STORIED』 en-taxi20号掲載
大江さんのブログに、この小説について書かれてあります。http://s-oe.spaces.live.com/
THE ROOSTERS(THEROOSTERZ)。われわれ40代前半から30代後半に青春期(恥ずかし)をすごした人間の間では、「ロック」好きから、特殊音楽愛好家(ヒットチャートなど無縁、ロッキンオン、フールズメイト、DOLLを読んで過ごした、と言えば、わかる?)層までコアなファンの存在する、まぁカルトでありながらメジャーという、当時では稀な「バンド」であった。
リーダーの大江慎也による、R&B、ブルースのパンク的解釈による曲の数々はいまも色あせない。ブランキージェットシティ、ミッシェルガンエレファント等に影響をあたえた、という意味では後の日本のロックの柱の一つとなったともいえるだろう。
2004年7月30日、THE ROOSTERSオリジナルメンバーによる実質的な「ラストライブ」がフジ・ロックフェスティバルで行われた。
ちょっと待ってください、まだつづきます
THE ROOSTERS(THEROOSTERZ)。われわれ40代前半から30代後半に青春期(恥ずかし)をすごした人間の間では、「ロック」好きから、特殊音楽愛好家(ヒットチャートなど無縁、ロッキンオン、フールズメイト、DOLLを読んで過ごした、と言えば、わかる?)層までコアなファンの存在する、まぁカルトでありながらメジャーという、当時では稀な「バンド」であった。
リーダーの大江慎也による、R&B、ブルースのパンク的解釈による曲の数々はいまも色あせない。ブランキージェットシティ、ミッシェルガンエレファント等に影響をあたえた、という意味では後の日本のロックの柱の一つとなったともいえるだろう。
2004年7月30日、THE ROOSTERSオリジナルメンバーによる実質的な「ラストライブ」がフジ・ロックフェスティバルで行われた。
ちょっと待ってください、まだつづきます
造形+小説改めマンガ
造形+マンガとは横山宏氏[http://homepage3.nifty.com/kow/]のSF3D〜マシンネンクリーガーから影響され、意識したものである。デザイン、造形自作のメカ、キャラが版権うんぬんの面倒な手続きなしで販売できるという商売人的な理由もあるが、なにより、自分の世界観を表現できるということが自分にとって最重要なことである。
ストーリーは、アメリカ都市部および軍事秘密研究施設の謎の壊滅、日本東部の大地震によってはじまる世界再構成の戦いと人間という種の運命の道筋であり、テーマは『希望はある。それは我々にとってではないが。』(カフカ)である。
ストーリーは、アメリカ都市部および軍事秘密研究施設の謎の壊滅、日本東部の大地震によってはじまる世界再構成の戦いと人間という種の運命の道筋であり、テーマは『希望はある。それは我々にとってではないが。』(カフカ)である。
実相寺昭雄監督 一周年忌
実相寺監督が亡くなって1年。自分にとって、映像による表現に意識的になったきっかけとなった映像作家。遺作『シルバー假面』(DVDで発売中 全3巻)は感慨深い作品であった。リメイクというより、実相寺、佐々木コンビのテーマの集大成。前『シルバー仮面』での『地球人は宇宙の敵』、アンチヒーローの結晶点。
未見の方には申し訳ない、テーマを言わせてもらうと、シルバー假面、ザビーネ(女性)は後にナチスへ繋がる秘密結社トゥーレ協会(ヒトラーも所属)のメンバー。男性主人公は関東軍の士官、と後に、前者はいうまでもない、ナチスによる惨劇を、後者は石原莞爾の世界最終戦争論に共鳴しそうな「まじめ」な男。敵、カリガリ博士(石橋連司の怪演が見もの)より、結局彼らが人類にとって惨禍を引き起こす羽目になる、というのが、この物語の骨子である。
正義とは、ヒーローとは、一体なんなのか、問い続けてきた監督の遺作、未見の方にはぜひ見ていただきたい。
未見の方には申し訳ない、テーマを言わせてもらうと、シルバー假面、ザビーネ(女性)は後にナチスへ繋がる秘密結社トゥーレ協会(ヒトラーも所属)のメンバー。男性主人公は関東軍の士官、と後に、前者はいうまでもない、ナチスによる惨劇を、後者は石原莞爾の世界最終戦争論に共鳴しそうな「まじめ」な男。敵、カリガリ博士(石橋連司の怪演が見もの)より、結局彼らが人類にとって惨禍を引き起こす羽目になる、というのが、この物語の骨子である。
正義とは、ヒーローとは、一体なんなのか、問い続けてきた監督の遺作、未見の方にはぜひ見ていただきたい。
テーマ : 特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル : 映画
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